2022年11月末、BINANCE は日本居住者に対する新規アカウントの開設を停止しました。
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また、BINANCE の日本人ユーザーに関する新規登録停止の詳細については、下記の記事をご覧ください。
「BINANCE日本新規登録停止の詳細」
BINANCE (バイナンス) が日本で禁止された背景と金融庁の見解 |
2021年10月以降、BINANCEでは本人確認が義務化されました。
BINANCEの本人確認には、インターミディエイト認証とアドバンス認証の二つのレベルがあります。
本稿では、これらの認証の違いと具体的な認証手順を画像付きでご案内します。
BINANCEでは、本人確認を完了させなければ利用できる機能に制限がかかります
取引を始めるには、本人確認が必要になります。以前は任意でしたが、2021年10月19日からは必須となりました。
10月19日以前にアカウントを持ち、既に取引をしているユーザーも、本人確認を完了しないと、出金や注文キャンセル、ポジションのクローズ、償還以外のサービスが利用できなくなります。
これは、KYC(顧客確認)およびAML(マネーロンダリング防止)対策の強化の一環であり、より安全な取引環境の提供を目的としています。
BINANCEのCEO、CZ氏はTwitterでこの件についてコメントしています。
「BINANCEでは、全サービスにおいてKYCが必須です。行動は言葉よりも雄弁です。」
BINANCEの本人確認の種類
BINANCEでは、「インターミディエイト認証」と「アドバンス認証」の2つのレベルがあります。
今回義務化されたのはインターミディエイト認証のみで、アドバンス認証は引き続き任意です。
各認証レベルによって利用できるサービスが異なりますので、どちらが必要かを確認しましょう。
認証レベル | フィアット取引限度 | デジタルアセット入金 | デジタルアセット出金 | P2Pトレード | 必要書類 |
---|---|---|---|---|---|
インターミディエイト認証 | 日次上限$50,000 | 制限なし | 日次上限100 BTC | 制限なし | 身分証明書+顔写真 |
アドバンスド認証 | 日次上限$200,000 | 制限なし | 日次上限100 BTC | 制限なし | 身分証明書+顔写真+住所証明書 |
必要な書類
インターミディエイト認証に必要な書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
さらに、顔認証のための自撮り写真も必要になりますが、スマホで認証を行う場合はその場で撮影することができます。
アドバンス認証では、これに加えて住所証明として銀行明細書や公共料金の領収書(電気、ガス、水道等)が必要です。
手続きをスムーズに進めるためには、これらの書類を事前に準備しておくことが重要です。
【PCでの手順】BINANCEの本人確認
BINANCEでは、まずインターミディエイト認証を完了させ、その後アドバンス認証に進むことができます。
以下では、インターミディエイト認証の手順を紹介します。
ステップ1: トップページから「認証取得」を選択
BINANCEにログインして始めましょう。
未認証状態では、アプリのメイン画面にアカウントの認証要求がポップアップします。
「認証プロセス開始」をタップし、認証手続きに移りましょう。
ステップ2 居住する国のチェックと「開始」の選択
BINANCEへの登録プロセス中に指定した居住国が表示されます。
選択された国が正しいかご確認ください。
OKをタップ後、認証手段を選ぶ画面へと進み、「中級認証開始」を選択します。
ステップ3 個人情報の入力
国籍、フルネーム、生年月日を記入します。
ミドルネームがなければ、そのフィールドは空白で問題ありません。
提出する身分証明書が発行された国と一致する国籍を選んでいることを確認してください。
続いて、住所と郵便番号を入力します。
ステップ4 身分証明の選択
認証に使用する身分証明を選びましょう。
政府が発行したIDカード(マイナンバーカード)、パスポート、運転免許証から選び、「はい」を押します。
ステップ5 証明書の表と裏のアップロード
画面下部の空欄をタップし、「写真を撮る」を選択して、身分証明書の表面と裏面をアップロードします。
写真は明るく、反射のない場所で撮影してください。
ステップ6 セルフィーのアップロード
続いて、セルフィーをアップロードするステップです。
「セルフ撮影」を選択することでカメラアプリが開き、フロントカメラに切り替えてご自身の顔を撮影してください。
顔写真による本人確認の実施
最終段階では、提出された顔写真が実際の本人であることの検証が行われます。
画面上の指示に従って、顔を画面内のガイドラインに合わせ、指示に従って顔を左右に動かし、数秒間その状態を維持してください。
【スマートフォン】BINANCEでの本人確認方法
BINANCEの本人確認プロセスは、スマートフォンアプリからも完了することができます。
スマートフォンを使用して取引を行っている方や、パソコンがカメラを搭載していない場合は、スマートフォンアプリを通じて認証を進めると便利です。
パソコンでの認証プロセスとほぼ同様です。
ステップ1 認証画面へのアクセス
BINANCEアプリを開き、左上のアイコンからメニューを表示させます。
メニューから「未認証」(認証に失敗した場合は「Failed」)を選択してください。
ステップ2 中級認証を開始
国旗が日本に設定されていることを確認し、「今すぐ確認」(失敗後は「再確認」)を選択してください。
必要情報の入力
基本認証では、「国籍」、「名前(名・姓)」、「生年月日」を入力します。
次に進むと、「住所」、「郵便番号」、「市区町村」を入力する画面が表示されます。
これらの情報を入力することで、中級認証へ進めるようになります。
認証の選択
基本認証が完了すると、中級認証を選択できるか確認してください。
中級認証が可能であれば、それを選択して認証プロセスを進めます。
本人確認書類の選択
使用する本人確認書類と、その書類が発行された国を選択してください。
「政府発行のIDカード」、「パスポート」、「運転免許証」の中から選択します。
身分証明書の撮影
選択した本人確認書類を撮影し、アップロードします。撮影にあたっての注意事項を確認してください。
セルフィーの撮影
セルフィーを撮影し、それをアップロードします。これにより、顔写真による本人確認が完了します。
本人認証の書類をアップロードしたあとは、セルフィーの撮影が続きます。
この工程に先立って、注意事項を確認しておくことが重要です。
BINANCEからの確認完了メールを待つ
全手順を終えたら、BINANCEの審査プロセスが始まり、終了次第メールで通知が届きます。
ステップ3 アドバンス認証を進める
インターミディエイト認証が済んだら、次はアドバンス認証へと進むことができます。
アドバンス認証もPCと同様の手順で進められます。
まず、BINANCEアプリを開いて、左上のアイコンをタップします。
そこからメニュー内の「身分証明」を選択してください。
インターミディエイト認証完了後は、アドバンス認証が選択可能になっています。
ここで住所の確認が行われ、「国/地域」「居住住所」「郵便番号」「市」が正しいことを確認し、「はい」を選択します。
次に、住所確認書類をアップロードします。
「銀行明細書」や「公共料金の領収書」が使えます。
アップロード完了後は、アドバンス認証の審査が行われ、最長で10日間の待ち時間があります。
BINANCEの本人確認に関するQ&A
本人確認は必須ですか?
BINANCEでは全ユーザーに対し本人確認を義務付けています。
これに応じない場合、機能が限定され、新規取引が不可能になります。
取引予定のある方は、早期の認証完了を推奨します。
審査期間は?
最短で即日から数営業日で審査が完了しますが、BINANCEが混雑している場合は遅れることがあります。
顔認証でトラブルがあったら?
証明写真は実際の顔に近いものを選び、セルフィーは明るい場所で撮影します。
それでも問題がある場合は、サポートセンターへ連絡してください。日本語対応可能です。
サポートでは、本日の日付とBINANCEユーザーIDを記載した紙を持ってのセルフィーを求められることがあります。これにより、顔認証をスキップして本人確認が完了します。
BINANCEの本人確認の要約
2021年10月19日以降、BINANCEでは全新規・既存ユーザーに本人確認を義務付けています。
未認証の状態では多くの機能が制限されます。
二種類の認証があり、それぞれで利用可能な機能や限度額が異なりますが、インターミディエイト認証が基本となります。
本記事を参考に、早めに手続きを済ませましょう。
2022年12月の最新情報として、BINANCEは11月30日に日本からの新規ユーザー登録を禁止しました。
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BINANCEの日本ユーザー登録禁止の詳細は、別の記事でご覧になれます。
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