1分でマスターする概要
bitFlyerへのクイック入金は、24時間365日いつでも可能な迅速入金サービスです 選択可能な入金方法は、インターネットバンキング、ペイジー決済、コンビニ支払いの三種類です クイック入金での資金移動は、7日間の制限期間が適用されます
「bitFlyerでクイック入金を利用したいけれど、方法がはっきりしない…」
そうお困りではないでしょうか?
本稿では、bitFlyerのクイック入金機能の利用方法、通常の入金方法との差異、注意点などを明瞭に説明いたします。
bitFlyerの即時入金サービス解説
bitFlyerにおける即時入金は、年中無休24時間体制で、送金された資金を即座にbitFlyerの口座に反映させる便利な機能です。
仮想通貨をbitFlyerで購入する際には、まず日本円をbitFlyer口座に送金する必要があります。ここで選べるのが、反映まで時間がかかる「通常入金」と迅速に反映される「即時入金」の二通りです。
これらの方法の違いを理解することで、より柔軟に資金管理を行い、bitFlyerをより上手に活用できるようになります。
即時入金機能に関しては、以下の項目に分けて詳細な解説を進めます。
- 即時入金と通常入金の主な違い
- 即時入金時の手数料
- 即時入金に対応している金融機関の紹介
即時入金と通常入金の主な違い
一般的に通常入金は銀行振込みで行われますが、即時入金はインターネットバンキングやコンビニでの支払いによって行います。特に注目すべきは、「ペイジー」というサービスを通じた即時入金です。これは、日本国内の金融機関が共同で提供するシステムで、インターネットバンキングを介して24時間いつでも即時に支払いが可能です。
通常の銀行振込の場合、金融機関の営業時間内に限られるため、即時に反映されないことがありますが、ペイジーを利用することで、営業時間外でも直ちに反映される利点があります。
例えば、週末に入金を試みる場合、通常入金では次の週の始まりまで反映されないことが多いですが、即時入金を利用すれば、週末であっても、夜中であっても、すぐにbitFlyerの口座に反映されるのです。
即時入金の手数料について
即時入金を利用する際の手数料は、一回あたり税込330円が必要です。
しかし、住信SBIネット銀行を通じてインターネットバンキングで資金を送る場合には、この手数料がかかりません。
通常の入金方法を選択した場合、自分の銀行が設定している振込手数料が適用される点に留意が必要です。
即時入金に協力している金融機関
即時入金をサポートしている金融機関には、以下が含まれます。
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
これらの銀行を利用してインターネットバンキングを行えば、年中無休で資金がリアルタイムに反映されます。
これら以外の銀行を使用している場合は、ペイジーが利用可能かをチェックすることが大切です。ペイジーに対応している銀行の口座を持っており、インターネットバンキングを利用できる状況であれば、即時入金が可能です。2023年3月28日現在で、ペイジー対応銀行は、三井住友銀行、りそな銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行などの主要銀行を含む100以上の金融機関に及びます。
ペイジー対応銀行を利用していない、またはインターネットバンキングの契約がない場合でも、次に挙げるコンビニエンスストアを通じて「コンビニ入金」により即時入金を利用することができます。
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- スリーエフ
- セイコーマート
コンビニでの入金方法に関する詳細は、後ほど説明します。
bitFlyerで即時入金を利用した際に生じる制約が適用されるサービスを以下に示します。
制約対象となるサービス一覧
サービス名 | 説明 |
---|---|
日本円の出金 | bitFlyerの口座から自己の銀行口座へ資金を移動させる行為 |
仮想通貨送付 | bitFlyerの口座から他の取引所やウォレットに仮想通貨を転送すること |
bitWire | bitFlyerのアカウント間で、メールアドレスを用いて仮想通貨を送る機能 |
「ビットコインをつかう」 | bitFlyerが提携するオンラインショップでビットコインによる支払いを行うサービス |
Pay | bitFlyerのアプリを介してビットコインでの支払いを可能にするサービス |
上記のように、即時入金した資金で銀行口座への出金や、仮想通貨の購入・送金を行う行為には7日間の制限がかかります。
ただし、bitFlyer内での仮想通貨の購入や売却はこの制限の対象外です。
即時入金時の日本円出金及び仮想通貨送金の可能額計算方法
即時入金によって資産の移動が7日間制限されることに触れましたが、この制限が適用されるのは口座の全額に対してではなく、「即時入金した額相当の資産」に限定されます。例えば、bitFlyerの口座に初めから5万円があり、さらに即時入金で10万円を加えた場合、口座総額が15万円になりますが、このうち即時入金した10万円のみが移転制限の対象となり、残りの5万円は自由に出金できます。
仮想通貨資産がある場合、その仮想通貨の「現在の価値×保有量」が日本円として計上され、これも出金制限の計算に入ります。
出金可能な額の計算式は次のようになります。
出金可能額 = 全体の資産額[a] – 7日以内の即時入金額 ここでの[a]全体の資産額 = (保有仮想通貨量 × その仮想通貨の現在価値) + 保有日本円
例えば、1BTCが45万円の場合で、0.5BTCと1万円の保有で、即時入金が10万円だった場合の出金可能額は13万5千円になります。これは、総資産が0.5BTC × 45万円 + 1万円 = 23万5千円となるためです。
計算式は以下の通りです。
金額 | 計算方法 | |
---|---|---|
総資産 | 23万5千円 | 0.5BTC × 45万円/BTC + 現金1万円 |
出金可能額 | 13万5千円 | 総資産23万5千円 – 即時入金で追加された10万円 |
コメント