Bybit (バイビット) には公式APIが存在するのか? | APIの取得方法や自動取引ボットの作成手順を詳しく解説

仮想通貨の取引所

Bybitで自動取引を始めたいけれど、手順がわからないと悩んでいませんか?

APIを利用すれば、自動注文を設定しておくことができます。これにより、手動での取引作業が不要になります。

この記事では、Bybitで自動取引を行いたい人のために、APIの接続方法や仕組みについて詳しく解説します。

また、必要なコードも提供しますので、設定を進める際に参考にしてください。

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Bybit (バイビット) 評判・口コミ・レビュー評価

Bybit (バイビット) はどのような暗号通貨取引所なのでしょうか?

Bybitは2018年に立ち上げられた暗号通貨取引所であり、そのレバレッジ倍率の大きさや多言語対応などにより、世界中で注目されています。

開設から1年経たないうちに、24時間取引量が20億ドルに達するなど、急速に成長している企業です。

Bybit (バイビット) のAPI設定方法

BybitのHTTP APIを活用すれば、忙しい時でも自動取引システムに取引を任せることができます。これにより、利益を得ることができるかもしれません。

APIに接続するには、プログラミングコードなどが必要ですが、知識が浅い方でも設定が可能ですので、ぜひ参考にしてください。

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外部モジュールのインストール

自動注文用のAPIをBybitに適用するには、次の3つのモジュールが必要です。

  • requests
  • pandas
  • websocket-client

「pip install requests pandas websocket-client」というコマンドを使ってこれらのモジュールをインストールできます。

インストール後は、使っているPythonファイルと同じフォルダに「pybybit.py」を追加します。

以下のリンクから画像にアクセスし、右上の「Raw」ボタンをクリックしてモジュールの本体をダウンロードします。

ディープダイブ

使い方

以下は、pybybitが正しく動作するかをテストするためのサンプルコードです。ダウンロードは「view raw」から行えます。テストの手順と対応するコードは以下の通りです。

  • 取引が完了した後、決済前の注文を表示します。
  • 買い板を取得して表示します。
  • 目標の通貨を、その時点の相場から100ドル引いて指値注文を行います。
  • 5秒後に注文をキャンセルします。

1.インポートクラス

pybybitからBybitをインポートする 名前が’main’と等しい場合:

2.インスタンスの生成とパラメーターの設定

bybit = Bybit(api_key=’xxxx’, secret=’yyyy’, symbol=’BTCUSD’, ws=True, test=True)

3.各メソッドの利用 ポジションを取得

position = bybit.get_position() print(‘Position ———————————————————-‘) print(json.dumps(position, indent=2))

板情報を取得

orderbook_buy = bybit.get_orderbook(side=’Buy’) print(‘Orderbook (Buy) —————————————————‘) print(orderbook_buy.head(5)) best_buy = float(orderbook_buy.iloc[0][‘price’])

オーダーを送信

print(‘Sending Order… ————————————————–‘) order_resp = bybit.place_active_order( side=’Buy’, order_type=’Limit’, qty=100, price=best_buy – 100, time_in_force=’PostOnly’) print(json.dumps(order_resp, indent=2)) order_id = order_resp[‘result’][‘order_id’] if order_resp[‘result’] else None time.sleep(5.0)

オーダーをキャンセル

print(‘Cancel Order… —————————————————‘) cancel_resp = bybit.cancel_active_order(order_id=order_id) print(json.dumps(cancel_resp, indent=2))

パラメーターの内容

インスタンス生成時に出てくる5つのパラメーターを確かめましょう。

api_key : APIキー

secret : 秘密鍵

symbol : 売買できる銘柄

ws : WebSocketへの接続。デフォルトは「接続する」

test : テストネット設定。デフォルトは「使用しない」

HTTP API用メソッドの詳細

Bybitの公式ドキュメントを参照しながら対応しましょう。メソッド名が公式と異なりますが、上から順にコードを並べているので、手を加える必要はありません。

ただし、HTTP APIの性質上、レート制限に注意してください。

#

Http Apis

#

place_active_order(side=None, symbol=None, order_type=None, qty=None, price=None, time_in_force=’GoodTillCancel’, take_profit=None, stop_loss=None, order_link_id=None)

“””

オーダーを送信

“””

get_active_order(order_id=None, order_link_id=None, symbol=None, sort=None, order=None, page=None, limit=None, order_status=None)

“””

オーダーを取得

“””

cancel_active_order(order_id=None)

“””

オーダーをキャンセル

“””

place_conditional_order(side=None, symbol=None, order_type=None, qty=None, price=None, base_price=None, stop_px=None, time_in_force=’GoodTillCancel’, close_on_trigger=None, reduce_only=None, order_link_id=None)

“””

条件付きオーダーを送信

“””

get_conditional_order(stop_order_id=None, order_link_id=None, symbol=None, sort=None, order=None, page=None, limit=None)

“””

条件付きオーダーを取得

“””

cancel_conditional_order(order_id=None)

“””

条件付きオーダーをキャンセル

“””

get_leverage()

“””

レバレッジを取得

“””

change_leverage(symbol=None, leverage=None)

“””

レバレッジを変更

“””

get_position_http()

“””

ポジションを取得(HTTP版)

“””

change_position_margin(symbol=None, margin=None)

“””

ポジションマージンを変更

“””

get_prev_funding_rate(symbol=None)

“””

ファンディングレートを取得

“””

get_prev_funding(symbol=None)

“””

アカウントのファンディングレートを取得

“””

get_predicted_funding(symbol=None)

“””

予測資金調達レートと資金調達手数料を取得

“””

get_my_execution(order_id=None)

“””

アカウントの約定情報を取得

“””

#

新しい Http Apis (開発中)

#

symbols():

“””

シンボル情報を取得

“””

kline(, symbol=None, interval=None, _from=None, limit=None):

“””

ローソク足を取得 (開発中)

“””

place_active_order_v2(, symbol=None, side=None, order_type=None, qty=None, price=None, time_in_force=’GoodTillCancel’, order_link_id=None):

“””

オーダーを送信 v2 (開発中)

“””

cancel_active_order_v2(order_id=None):

“””

オーダーをキャンセル v2 (開発中)

“””

※ 開発中のAPIを使用する場合、注文が機能しないなどの問題が発生する可能性があります。

エラーが発生した場合

APIをBybitに接続しようとすると、エラーが発生して途方に暮れることがあります。エラーコードを確認し、冷静に対処することが重要です。

エラーに対する対処方法をまとめました。

「ret_code:10004 error sign!」

署名が不完全な場合、上記のエラーコードが表示されます。Bybox公式サイトのサンプル結果を参照して、結果を確認しましょう。

URLパラメーターがアルファベット順になっていない場合、「symbol」の後に「leverage」が来るようにしてもエラーコードが返されます。

アルファベット順に項目を並べ替えるなどの配慮も必要です。

「ret_code:10002 invalid request, please check your timestamp and recv_window param.」

プログラム実行とサーバーのそれぞれの環境で、タイムスタンプが大きく異なるとエラーが発生します。

「recv_window」の初期値はサーバーと送信タイムスタンプの時間差を調整しますが、このパラメーターを大きくしてもエラーを解消することができます。

タイムスタンプがサーバーの時間よりも前に設定されている場合、recv_windowを大きくすることで解消できますが、逆の場合は1000ミリ秒を超えるとrecv_windowの変更だけではエラーを解消できません。

安定した動作を保証するために、次のように設定を変更することも考えてください。

timestamp = int(time.time() * 1000) – 100000 url = self.api_endpoint + ‘/position/list’ param = { ‘api_key’:self.token_id, ‘recv_window’:500000, ‘timestamp’:timestamp }

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Bybit (バイビット) のAPI管理手順

Bybitでは、必要に応じて新しいAPIキーを追加したり、管理したりすることができます。公式サイトの情報を参考にして、正しい手順で進めることが重要です。APIキーの新規追加と管理の手順を説明します。

新規追加

まず、ユーザー名とIPアドレスを入力し、キーの認証方法(アクティブな注文またはポジション)を選択します。次に、Googleの二段階認証コードを入力して手続きを完了します。

APIの管理

作成済みのAPIキーはキーリストに表示され、削除も可能です。複数のキーを作成することもできますので、状況に応じて使い分けるか、必要がなければ削除ボタンをクリックすることができます。

IPアドレスへの接続が行われなかった場合、キーの有効期限は3ヶ月ですので注意が必要です。

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Bybit (バイビット) のAPIの安全性

BybitでAPIを使用する際、安全性が不安な方もいるでしょう。Bybitはセキュリティに優れた取引所であり、Pythonなどの自動取引システムが悪用される心配はありません。

安全性を確保する仕組み

Bybitは取引形態をレバレッジに制限し、ICOやIEOなどの新しいトークンを使用したイベントには関与しません。また、ユーザーの安全を確保するために事業範囲を限定しています。

Bybitはユーザーの資産をコールドウォレットで管理しており、インターネット上ではなくオフラインで資産を保管しています。これにより、ハッキングのリスクを最小限に抑えることができます。

Bybitはまた、1日の出金制限などの対策も講じており、トラブルの可能性を最小限に抑える取り組みを行っています。

公平な取引環境

Bybitは、市場価格の影響を受けすぎないようにするために努力しています。同じ仮想通貨でも、取引所によって価格が異なることがありますが、Bybitは公平な価格を提供するために努めています。

Bybitは他社のスポット取引価格を参考にして、平均的なレートを決定しています。これにより、世界中の投資家が安心して取引に参加することができます。

Bybitが参照する取引所で異常な高騰や暴落が発生した場合、一時的に参照を停止します。

セキュリティの強化

Bybitはセキュリティに関する投資を積極的に行っており、ハッカーから取引所を守るための取り組みを行っています。

Bybitはユーザーをトラブルに巻き込まないために、セキュリティへの投資や取り組みを惜しみません。

Bybitは20%のレベルまでセキュリティレベルを向上させており、今後もさらなる強化を目指しています。

Bybitは安心して取引できる環境を提供し、自動取引用のAPIも安全に使用できます。

Bybit (バイビット) のAPIまとめ

Bybitでは、外部モジュールのインストールによりAPIを接続し、自動取引システムを開始できます。

時間がなくても取引を進められるため、利益の機会を広げることができます。

Bybitのセキュリティ対策が強力であるため、APIの悪用によるリスクは最小限に抑えられます。

今回の記事で、Bybitのセキュリティに対する安心感を得られたら、自動取引システムをBybitに接続してみてはいかがでしょうか。

注意事項

Bybit (バイビット) が一概に悪徳業者であると断定することはできませんが、日本人にも人気のある海外業者の中には詐欺まがいの行為を行っている業者が存在することも事実です。

また、日本でサービスを提供するには、仮想通貨交換業としての登録が必要です。海外の仮想通貨取引所は日本の法律に違反している場合がありますので、注意が必要です。

リスクを最小限に抑えるために、安全な国内業者を利用することをお勧めします。

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