仮想通貨をやっているとマイニングという言葉を少しは聞いたことある!なんて方も多いと思いますが、マイニングにおいて何ひとつ分からないなんて方も多かったりします。
しかし、マイニングは誰でも正しい方法でやれば無料で通貨がもらえる魅力的な手法なんです。
このマイニングとは「採掘」という意味を含み持っており仮想通貨を採掘することを指します。
この言葉は金やダイヤモンドの採掘になぞって言われていますが、一体どのような事を指すのでしょうか。
「本当にできる?」
「難しそう…」
そう思っている方も一度、マイニングについて詳しく知ってみましょう。
マイニングとは
マイニングは難しくない!
仮想通貨のマイニングの仕組みを具体的に言ってしまうとはっきり言って難しく考えてしまいがちです。
「専門用語しぎてちょっと。。」
でも、決して難しくありません。
仮想通貨のマイニング=採掘と聞いてもなかなか想像が付きにくく参入障壁が高いと思ってしまいがちな点がマイニングのイメージを難しくさせているだけで、そんなに難しい方法ではありません。
むしろ、採掘に参加するライバルが少ないので、収益を増やせるチャンスになることも十分にあり得ます。
今回はできる限り分かりやすく説明していきますので、1つ2つほど覚えておくようにしましょう。
マイニングの仕組みを知る前に
理解するのはとても簡単!
仮想通貨のマイニングの仕組みを具体的に知るためには、まず仮想通貨そのものがどのようなものかを知っておく必要があります。
既に知ってるという方も一度、復習として確認してみてください。
仮想通貨は、ネットの通貨になるので円のように存在する通貨ではありません。逆に、円の場合は日本銀行が発行し価格を決めているので、その価値が刻印され実際に使われています。
これら通貨が流通できているのは日本銀行が発行元だからであり、価値を安定して保ちながら管理されているからです。
しかし、仮想通貨はこの逆で、国や銀行のような中央管理者が存在していません。
そのため、発行元は存在せず、管理は仮想通貨の所有者で分け合って管理されているのです。
その発行元というのは、世界中の不特定多数のマイニングをするマイナーによって管理されており、”仮想”通貨として価値を維持しながら発行や運営を行なっています。
つまり、仮想通貨は特定の誰かが発行元という訳ではないのです。
これらが、通常の法定通貨の管理技術とは異なり、仮想通貨を支えるブロックチェーン技術の仕組みです。
以下のように覚えましょう。
・(円などの)法定通貨
⇒日本中央銀行で発行され、各金融機関によって管理される
・仮想通貨
⇒マイナーによって発行され、所有者で管理される
法定通貨を取扱う銀行の場合は、運用などによる破綻リスクや、管理者が知られているため、サーバー攻撃によって集中的に狙われてしまうリスクが伴いますが、仮想通貨の場合は世界中のコンピューターネットワークに分散しながら取引記録の整合性を保つので、安定した運用が可能になっています。
これが仮想通貨の最大の特徴です。
上記に説明してきたように仮想通貨はマイニングする人によって支えられていますが、近年の仮想通貨の急速な拡大によって通貨のマイニングする人は更に必要になっています。
その不足しているマイニングをお手伝いして報酬をもらうのが、この記事で紹介するマイニングの方法です。
マイニングの仕組み
マイニングで報酬をもらう!
マイニングには取引台帳に記録することが基本的な性能であり、この取引記録を全て P2P ネットワークで行なっています。こうしたP2Pネットワークには個人や企業によって安全に保持されています。
「誰がいくら送金したか」
「送金や決済の重複がないか」
マイニングにおけるP2Pネットワークではこのような確認をしながら取引承認や計算作業を行なっています。
つまり、この計算作業※を手伝うことで報酬として通貨を得られる仕組みがマイニングです。
※新たな取引記録を作る(※ブロックを生成すると言う)こと
マイニングして報酬を得るために必要なこと
マイニングを手伝って報酬を得るために必要なのは「マシン」です。
ここでいうマシンというのはパソコンやサーバーのことを指します。
スペックの高いマシンが最適
個人がマイニングする場合でも、パソコン1台でマイニングをすることができますが、より報酬を得るためには「スペックの高い(性能の良い)マシン」が必要になります。
ネット環境さえあればOK
そしてネット環境です。
マイニングするためには、常時マシンを稼動させる必要があるため、24時間接続できる「パソコン+ネット環境」さえあれば、今日からでもマイニングを開始することができます。
マイニングの注意点
ビットコインマイニングは難しい
マイニングは参加すれば必ず報酬をもらえるとは限りません。
取引記録や台帳などの計算処理をより多くこなした上位者だけがもらえる場合がほとんどです。上位者になるためにも、一定の性能があるマシンスペックが必要になってきます。
また、最近では仮想通貨の急速な拡大によって、個人によるマイニングは企業参入などによって高い壁ができており、参加することが難しくなってきています。
特にビットコインマイニングへの参加は個人だとかなり難しい状況になってきています。それは報酬として価値の高いビットコインには、スペックの高いサーバーマシンを持つ企業の参加が増えてきているためです。
これらはビットコインのひとつの課題でもあり、マイニングの偏りをなくすために様々な条件定義がなされていますが、やはり難しい状況です。
もし個人でマイニング参加をするのであれば、ビットコイン以外のアルトコインへの参加がおすすめです。
マイニングの方法について
マイニングの方法や手順をザックリまとめると以下になります。
- マイニング用のマシンを用意
- マイニングする通貨を選ぶ
- アカウントに登録する
- ウォレットに登録する
- マイニング開始
最近では、アプリやWEBアプリを使った仮想通貨の採掘ゲームなどでマイニングをすることもできます。
上記に加えてマイニングをするためには知っておきたい項目が2つあります。
それは「マイニングで使われる用語」と「マイニングの種類」です。
マイニングの専門用語
マイニングで報酬を手にするためにはマシンの計算処理速度が非常に大事になってきます。
高い計算処理速度を実現するためにもマシンスペックが大きな指標となりますが、そもそも通貨毎に処理速度の上位が異なる場合も多く、知っておくと便利な用語があります。
それが ハッシュレート と ディフィカルティ です。
ハッシュレートとは
ハッシュレートとは計算処理の速さのことを意味します。
K(キロ)=1,000
M(メガ)=1,000,000
G(ギガ)=1,000,000,000
T(テラ)=1,000,000,000,000
上記の中でも主に「1TH/s(1兆回ハッシュ計算/毎秒)」であったり「1MH/s(100万回ハッシュ計算/毎秒)」と表記されることが多くあります。
ハッシュレートの値が大きいほどマイニングにおいて有利になります。
ディフィカルティとは
ディフィカルティとは採掘難易度のことを意味します。
この採掘難易度というのは通貨によって異なります。
通常、ブロックの生成には同間隔で行なわれることが多く5〜10分間程度で1ブロックが生成され、その間に計算処理を行ないます。
例えば、10になるように計算式を建てたとして、
1+1+1+1+1+1+1+1+1+1=10
5+5=10
共に10になるような計算式ですが、処理速度は後者の方が圧倒的に速くなります。このような処理速度の状況を基に、通貨毎の採掘難易度が異なってくるのです。
それ以外の用語
上記以外にもマイニングのソフトで使われる用語は主に以下があります。
Credit=マイニング結果
Debit_AP=出金金額
Fee=費用
TXFee=手数料
マイニングの種類
マイニングの種類には1人で行なうソロマイニングと複数人で行なうプールマイニング(またはマイニングプールとも言う)の2種類があります。
ソロマイニングとは
ソロマイニングというのは個人でマイニングをすることです。
1人でも用意できる範囲でマシンを稼動させてマイニングを行ないます。
プールマイニングとは
プールマイニングというのは、2人以上の複数人でマイニングをすることです。
個人でマイニングするよりもより大きな性能で稼動させることができるので、より大きな報酬を狙うことができます。
マイニングはどんな端末でもできるの?
マイニングで使用するマイニングマシンというのは基本的にはデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバーが挙がりますが、上記で述べたような計算処理速度を出せるマシンならどれでもマイニングが可能です。
ただし、常時接続することが多いマイニングは、スマートフォン端末にはあまり適していません。※
※通貨によってはマイニングできるものもあります。
マイニング報酬で得た仮想通貨の使い方
マイニングによって得た仮想通貨の報酬には様々な使い方があります。
例えば、そのままウォレットに移動させて放置しておくのも良いですが、1番おすすめな方法は国内の取引所に移動させて法定通貨に変えて現金化させることです。
その際には「BitFlyer(ビットフライヤー)」で無料で口座開設しておきましょう。
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