1分で把握!仮想通貨ネットワークの基礎知識
仮想通貨の世界で「ノード」とは、ネットワークに参加している端末を指します。 マスターノードを運用することで得られる報酬も存在します。 ただし、全ての仮想通貨がマスターノード制度を採用しているわけではありません。 ノードの種類や名称は、その通貨や機能によって異なるため、注意が必要です。
仮想通貨を調査していると、「マスターノード」という用語に頻繁に出会うことでしょう。しかし、この用語はネットワークの基本概念である「ノード」の理解がなければ、その意味を正確に理解するのが難しいかもしれません。また、異なる通貨で役割や定義が変わることがあるため、一見すると複雑に感じられます。けれども、「ノード」とその中でも特に重要な「マスターノード」に関する知識を深めることで、仮想通貨とブロックチェーンの理解を深めることが可能になります。
マスターノードからのインセンティブ
仮想通貨により異なる場合もありますが、マスターノードの運用は特定の条件を満たすことでインセンティブを受け取ることが可能です。これには、保有する通貨の最低量や専用サーバーの設定といった要件が含まれます。 マスターノードを通じての報酬は、高いリターンを期待できる場合が多く、特に仮想通貨価格が大幅に伸びた際には、資本利得と配当の双方で利益を得るチャンスがあります。 ただし、マスターノードの自己運用には高額な初期投資が必要となる場合があり、例として2018年8月時点でDashのマスターノード運用には約1億5,000万円が必要です。 また、全ての仮想通貨がマスターノードのシステムを採用しているわけではなく、例えばビットコインには報酬を提供するマスターノードのシステムは導入されていません。
マスターノード対応仮想通貨の概要
マスターノードシステムを採用している代表的な仮想通貨をご紹介します。
Dash
マスターノードの運用が可能な代表格として知られるDashは、効率的な運営を目指してマスターノードが設けられています。マスターノードを構築するには、1,000Dashの保有が必要ですが、その価値が15,000円を超えるため、個人での運用は高額になりがちです。しかし、共同出資による運用サービスも存在し、報酬の共有が可能です。
Triggers
Triggersもマスターノード運用が可能な通貨の一つです。マスターノードを設置するためには、1,500TRIGが必要で、2018年8月時点で数十万円程度の投資で済むため、比較的手が出しやすい価格です。
ChainCoin
銀行システムの代替えを目指すChainCoinは、供給量が他の通貨に比べて少なく希少価値があります。マスターノードの設置には1,000CHCの保有が必要で、将来的な価値上昇を見込んでの運用も一考の価値ありです。
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