1分で把握するDiscord概要
Discordはもともとゲーマーが集まるコミュニティとしてスタートしましたが、今では投資情報の交換にも活用されています。基本的に無料でアクセスできるオープンソースプラットフォームであり、メッセージングと音声通話の両方によるコミュニケーションが可能です。
特に、仮想通貨投資を始めたばかりの方々にとって、Discordは貴重な情報源となり得ます。この記事では、Discordの基本的な機能や使い方について解説していますので、操作方法に迷ったらぜひ参照ください。
- Discord(ディスコード)解説
- ディスコード(Discord)をアカウント登録せずに利用を始めよう | PC仕様のみ
- ディスコード(Discord)の利用を開始するには、アカウント登録が必要です
- ディスコード(Discord)における基本設定
- ディスコード(Discord)の利用方法
- ディスコード(Discord)の秘伝の術
- ディスコード(Discord)の警戒事項と奥義
- ディスコード(Discord)の秘伝の書(プラグイン)
- ディスコード(Discord)に仕掛けるbot
- Discord (ディスコード) の有料オプション「NITRO」について
- Discord (ディスコード) のトラブルシューティング
- ディスコードの使用法まとめ
Discord(ディスコード)解説
Discordとは
Discordは、オンラインゲームのプレイヤーがチーム協力や情報交換のために用いるボイスチャットツールとして登場しました。従来のチャットアプリと異なり、ユーザーは煩雑な手続きなしに、無料で独自のサーバーを設立できるオープンソースプラットフォームを提供します。
PCやスマートフォンからアクセスでき、仕事や旅行中でもコミュニケーションを取ることが可能です。その利便性は、既存のメッセージアプリと同等、あるいはそれ以上と言えるでしょう。
Discordの機能と特徴
Discordは、誰でも簡単にサーバーを設立できる上、招待制により不要な訪問者やトラブルメーカーを排除することが可能です。1つのサーバー内で複数のチャンネルを作成・参加でき、メッセージ送信やグループ通話も簡単に行えます。
また、ゲームプレイ中でも動画や画像の共有ができるなど、多様な機能を備え、豊かなコミュニケーションを支えるツールとして活用されています。
リモートワークの普及とDiscordの利用拡大
2020年4月を起点に、リモートワークの普及に伴いDiscordのユーザー数が急増しています。同時に、仮想通貨投資への関心が高まり、仮想通貨取引所の新規口座開設者数も増加の一途を辿っています。これは、コロナ禍を背景にした新たな投資ブームの兆しとも言えるでしょう。
リモートワークの広がりを機に、Discordへの登録を検討するのも一つの手段です。
ディスコード(Discord)をアカウント登録せずに利用を始めよう | PC仕様のみ
PC仕様のみ、アカウントを登録せずにディスコードを活用できる。スマートフォンを用いてアクセスする際には、アカウント登録が必須となることに留意しておこう。
登録手続きを経ずに得たアカウントは「臨時アカウント」と称され、好みのニックネームを登録することで、ディスコードへの参加が可能となる。
認証が完了すれば、アカウント登録済みのユーザーと同じように、ディスコードを用いてコミュニケーションを取ることができる。ただし、ディスコードのウィンドウを閉じたりすると、臨時アカウントは消滅し、再度アクセスする際には再作成が必要となる。
ディスコードの利用頻度が低くても、最低限の情報共有などのコミュニケーションを行いたい場合には、アカウント登録をせずにディスコードにアクセスすることを検討してみよう。
ディスコード(Discord)における基本設定
ディスコードにアクセスすると、プロフィールや音声、通知などの設定を行うことができます。
プロフィール設定
自身の名前の横にある歯車マークをクリックし、マイアカウントを編集します。ユーザー名やプロフィール写真(アイコン)を設定し、保存することで変更が反映されます。
他のアプリとの連携
TwitterやFacebook、Skypeなど、様々なコミュニケーションツールとの連携が可能です。ホーム画面のメニュータブから「接続」をクリックし、必要な操作を行います。
音声設定
マイクやスピーカーの設定が重要です。入力デバイスや出力デバイス、入力モード、入力感度などを調整しましょう。
通知設定
メニュー欄の「通知」から通話のオン/オフを切り替えることができます。また、サーバーごとに通知の有効/無効を設定することもできます。
PC固有の設定
「Windows設定」からDiscordをパソコン起動時に自動起動させることができます。
ディスコード(Discord)の利用方法
Discordでは、友達を追加したり、会話を楽しんだりすることができます。
友達の追加方法
メニューから「フレンド」を開き、「フレンドに追加」を選択します。ユーザー名+タグを入力し、「フレンドリクエストを送信」して承認を待ちます。同じサーバーのメンバーには右クリックから追加できます。
個人通話(画面共有可能)
フレンドのアカウント名を選択し、通話マークをクリックして個人通話を開始します。最大10人まで画面共有可能ですが、サーバー通話では非対応なので注意が必要です。
サーバー・チャンネルの作成
メニューの左下の+から新しいサーバーを作成します。サーバー名とアイコンを設定して作成します。
友達の招待
サーバー作成後、友達を招待できます。チャット用と音声通話用のリンクがあり、相手に送信します。
友達のサーバーへの参加
相手の招待リンクをクリックしてサーバーに参加します。
会話の方法
テキストチャンネルで会話します。
サーバーでの通話方法
音声チャンネルで通話を開始し、必要に応じて音声を切断します。
ディスコード(Discord)の秘伝の術
Discordには、さらに知っておくと役立つ特別な機能が存在します。
音量の個別調整
使用環境や声の使い方によって、ユーザーごとに理想的な音量は異なります。複数人で会話している際に、特定の人の発言を聞き逃したくない場合もあります。
そのような場合には、特定のアカウント名を右クリックして、個別に音量を調整することができます。
瞬獄殺
Discordにはさまざまなショートカットキーが存在しますが、「H H → N K」を入力すると、ストリートファイターのキャラクターである豪鬼の必殺技である瞬獄殺が発動します。
特に機能には影響しませんが、試してみると楽しいかもしれません。
ディスコード(Discord)に仕掛けるbot
拡張機能のひとつとして、Discordにはbotを導入することができます。ここではその詳細と、BGMを流す方法について紹介します。
botとは何か
Discordでは、ユーザーが作成した独自の拡張ツールを指します。これは、Twitterで定期的にメッセージを送信するプログラムとして広く知られていますが、Discordではさまざまな機能を持ったツールが提供されています。Discordチャンネルからは、botのリストが確認でき、ほとんどはオープンソースで無料で利用できます。
botの導入方法
MEE6を例に、botの導入方法を説明します。まず、Discordを開いた状態でMEE6のページにアクセスし、Discordにbotを追加します。有効なサーバーを示すアイコン一覧から、botを追加したいサーバーを選択します。
ポップアップウィンドウの指示に従い、必要な権限にチェックを入れ、「認証」をクリックします。
MEE6から「Levels」をクリックすると、botが導入されます。
メッセージリストの右側に、参加者一覧にMEE6が表示されます。
「!levels」というコマンドで参加者のランキング表を表示し、「!rank」では自分のランクや経験値を確認できます。
おすすめbot
便利なbotを2つ紹介します。
読み上げくん
メッセージを音声で読み上げる機能です。マイクがない場合や、忙しいときにメッセージを読み取るのに役立ちます。
仮想通貨投資などに熱心なユーザーにとっては、リアルタイムで情報を聞き取れるため、すぐに行動に移すことができます。
ただし、長いメッセージは読み上げられないことがあります。それでも、ユーザーは声の設定をカスタマイズできるなど、柔軟に利用できます。
メモ帳くん
好きなメッセージをメモ帳くんに覚えさせ、Twitterのbotのように瞬時に表示できます。Discordでは、複数のユーザーとのやり取りがあるため、質問やコミュニティの説明などを登録することができます。
ユーザーごとに言葉や文章が登録されるため、メモ帳くんのデータは他のサーバーでも再利用できます。
ディスコード(Discord)にBGMを追加する
Discordでは、Music botなどを活用してBGMを流すことができます。ただし、画面共有やビデオ通話中にはBGMを流すことができないので注意が必要です。また、Internet ExplorerではMusic botを導入することができないので注意してください。
代表的なMusic botとしては、「Rythm」シリーズがあります。
「Rythm」を導入する
Rythmのページから「Invite Rythm」をクリックします。
Rythmを追加するサーバーを選択し、管理者の許可を得て「認証」をクリックします。すると、参加者リストにRythmが表示されます。主なコマンドは以下の通りです。
Rythmのメインコマンド
!play 曲名 or URL | 曲をプレイリストに追加します。URLはプレイリスト内のものでも有効です。 |
!search 曲名 | 目的の曲を検索します。 |
!playskip 曲名 | 別の曲が再生中でも、目的の曲を差し込むことができます。 |
!lyrics | 歌詞を表示します。 |
!loop | ループ再生します。 |
!forward 秒数 | 指定した秒数だけ早送りします。 |
!rewind 秒数 | 指定した秒数だけ巻き戻します。 |
!pause | 再生を一時停止します。 |
!resume | 一時停止を解除して再生を再開します。 |
!replay | 同じ曲をもう一度再生します。 |
!removedupes | 重複した曲をプレイリストから削除します。 |
!remove 曲順番号 | 指定した曲をプレイリストから削除します。 |
!move 現在の順番 新しい順番 | 曲の順番を変更します。 |
「Rythm2」の設置法
もし第2のボイスチャットでも音楽を流したい場合は、「Rythm2」を採用しよう。手順は先に説明した「Rythm」と同様だ。”Rythm2″から「join」という指令を打ち込むと、利用中のボイスチャンネルに”Rythm”を呼び出すことができる。
ディスコードの使用法まとめ
ディスコードはもともと、ゲーム攻略情報の共有やオンラインゲームにおけるコミュニケーション、動画や画像などのメディア共有のためのプラットフォームでしたが、最近では仮想通貨投資家たちが集まり、情報共有の場としても利用されています。
仮想通貨に関するニュースや市場の動向、取引所の活用方法など、重要な情報を共有するのに便利と考えられています。この記事を参考にして、ディスコードの使い方をマスターし、情報交換の場として有効活用してみてはいかがでしょうか。
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