1分で把握: 概要
GMOコインでのレバレッジ取引に追加保証金の要求はありません チャートの読み方と活用方法についてGMOコインで学びましょう アカウント作成のステップバイステップガイド
GMOコインは、GMOインターネット株式会社によって立ち上げられたデジタルアセットのマーケットプレイスです。現物取引に加えて、レバレッジ取引も提供しているため、多くの仮想通貨エンスージアストから注目されています。
「レバレッジ取引に興味はあるけれど、具体的な手順が分からない」という方向けに、GMOコインにおける取引方法や市場分析のテクニックを簡潔に説明します！
口コミや評判を先に確認したい方は、こちらへどうぞ
GMOコインに関する評価・フィードバック・レビューの概要
レバレッジ取引の概念
レバレッジ取引は、実際に保持している資金を超えた規模の取引を実現させる手法であり、FXや株式取引などで広く利用されています。
日本国内のFX市場においては、取引額を最大で25倍まで増やすことができ、例えば100万円分の取引を行う際、レバレッジを活用しない場合はその全額が必要となりますが、25倍のレバレッジを用いることで、わずか4万円の証拠金で同じ取引をすることが可能になります。
この方式で、もし100万円分の通貨を購入し、その価格が110万円に上昇した場合、10万円の利益を得られます。レバレッジ無しでは、この利益を得るためには100万円の資金が必要ですが、25倍のレバレッジを使えば、たった4万円で同じ10万円の利益を生み出せることになります。
この方法では、実際には保有していない額で取引を行うことが可能です。
ただし、レバレッジをかけることで、その分だけ損失のリスクも増大します。
例えば、投資した通貨が90万円に下がった場合、4万円の証拠金に対して10万円の損失が出ることになります。レバレッジ無しの場合は、損失は10万円で済みますが、25倍のレバレッジを使用した場合は、投資した金額を超える損失を被る可能性があります。
したがって、レバレッジ取引は高リスクであることを認識しておくことが重要です。
参照：暗号資産レバレッジ取引の解説！利点と欠点、推奨する取引所の紹介！
GMOコインにおけるレバレッジ取引可能なデジタルアセット
GMOコインでのFX取引を通じて、次の5つの暗号資産を対象に取引が行えます。
- ビットコイン (BTC)
- イーサリアム (ETH)
- ビットコインキャッシュ (BCH)
- ライトコイン (LTC)
- リップル (XRP)
このように、アルトコインを含む幅広い取引オプションを提供している点は、国内の市場において特に強みとなっています。
GMOコインにおけるレバレッジの最大限度
GMOコインでは、ビットコインやアルトコインを含む暗号資産の取引において、最大4倍のレバレッジを利用することができます。FX取引のような高い倍率での取引はできませんが、これは暗号資産のボラティリティ（価格変動の激しさ）を考慮した結果であり、特に初心者にとっては理に適った設定と言えるでしょう。
GMOコインのレバレッジ取引では追加証拠金の要求がなし
追加証拠金制度とは、ポジションの維持に必要な証拠金比率が下がった際に、証拠金を追加してポジションを維持できるよう要求される制度です。GMOコインではこのような制度は採用されておらず、証拠金維持率が一定の基準を下回ると、ポジションが強制的にクローズされます。このため、追加で借金を背負うリスクはありませんが、強制クローズされる際に大きな市場の変動があった場合、想定以上の損失が発生する可能性があります。従って、全くリスクがないわけではないことを理解しておく必要があります。
GMOコインでは、証拠金維持率が75%未満になると強制的にポジションがクローズされます。
GMOコインでのレバレッジ取引のコスト
GMOコインにおけるレバレッジ取引の手数料は、取引日の最終価格を基にしたポジションの評価額に、日ごとに0.04%が適用されます。この手数料は、GMOコインの日替わり時刻、朝6時をまたいでポジションを持ち越した場合に発生します。
買いポジションのレバレッジ手数料計算式：保有数量×購入時の終値×0.04% 売りポジションのレバレッジ手数料計算式：保有数量×売却時の終値×0.04%
GMOコインでレバレッジ取引を行う注文方法の解説
GMOコインのインターフェースで、まずは左側のナビゲーションバーから『仮想通貨FX』を選択してスタートしましょう。
※『レバレッジ取引』オプションは、主にビットコイン取引に特化しており、仮想通貨FXとは異なる点に注意が必要です。
【成行注文】
成行注文は、市場価格で即時にトレードを実行することです。
取引する量と、許容されるスリッページ（市場の急変時における価格差の許容範囲）を入力し、確認画面へ進めば注文が完了します。
【指値・逆指値注文】
指定価格での取引を希望する場合は、指値または逆指値注文を利用します。
取引量、指定したい価格、そして約定希望価格を設定し、注文を確定させます。この方法では、注文がいつまで経っても実行されない可能性があります。
【IFD注文】
IFD（イフ・ダン）注文は、特定の条件下でのみ実行される高度な注文方法です。
希望価格での注文を設定し、その価格に達した際にのみ取引を行い、成功した場合には指定した価格での決済を試みます。これは主に、新しいポジションの開設や決済時に活用されます。
【OCO注文】
OCO（ワン・キャンセルズ・ザ・アザー）注文は、2つの異なる注文を同時に出し、一方が実行されるともう一方が自動的にキャンセルされる仕組みです。この方法は、市場が不確定な方向に動く際に両方の可能性に対応するために使用されます。
【IFD-OCO注文】
これは、ある条件下での取引が成功した場合にのみ、新たに2つの注文を設定し、そのうちの一方が実行されるともう一方がキャンセルされる高度な注文方法です。
IFD注文でポジションを決済した後、新たに2つの注文を出すことで、市場の変動に柔軟に対応することが可能になります。
これらの方法は比較的複雑であるため、初心者にはまずは成行や指値・逆指値注文から始めることをお勧めします。
GMOコインでのレバレッジ取引とチャート利用法
GMOコインの仮想通貨FX取引では、高度なチャート機能を活用することが可能です。カスタマイズが可能な設定や多彩なツールを駆使することで、プロレベルの取引戦略を練ることができます。
参考資料：GMOコインのチャート分析やカスタマイズ設定、効果的な活用法について深掘り！
GMOコインレバレッジ取引の総括
この記事では、GMOコインにおけるレバレッジ取引のメカニズムをご紹介しました。適切なレバレッジの活用により、保持資金を超える取引が行え、これが大きな収益のチャンスとなる場合があります。ただし、その反面で、損失のリスクも高まることを忘れてはなりません。
GMOコインは追証なしの体制をとっていることから、一見してリスクが少ないように思えますが、市場の変動によっては予期せぬ追加資金が必要になる可能性もありますので、取引には常に注意が必要です。
コメント