Ledger Nano S(レジャーナノS)の設定初期化完全マニュアル | ウォレットのフル活用法

ガイド

1分で把握する概要

Ledger Nano Sのリセット方法

Ledger Nano Sのリセット後の復元及び設定手順

Ledger Nano S関連のよくある疑問解消

Ledger Nano Sはデジタル資産を守るためのデバイスであり、PINコードと24語のリカバリーフレーズを用いて、デジタル通貨にセキュアにアクセス可能です。リカバリーフレーズを新しくすることで、安心して資産の移動が行えます。この記事では、Ledger Nano Sの初期化の仕方、それに伴う復元や設定のプロセスを明快に説明していきます。

Ledger Nano S (レジャーナノS) 製品概要

製品情報 Ledger Nano S
寸法 98mm x 18mm x 9mm
重量 16.2g
接続端子 USB Micro-B
販売価格 8900円

レッジャーナノS(暗号鍵ナノS)の初期化手順

初期化の前に確認すべき事項

リカバリーシートを所持していますか?

レッジャーナノSに同梱されているリカバリーシートには、24語のリカバリーフレーズを正確に順番通りに書きとめ、安全に保管しておかなければなりません。もしリカバリーシートを失くし、デバイスを初期化すると、仮想通貨にアクセスするためのPINコードが消去される可能性があるため、ご注意ください。

一度消去されたPINコードは二度と回復できません。

デバイス設定からリセットする

デバイスは「設定」メニューからリセットできます。以下にデバイスのリセット手順を示します。

レッジャーナノSをオンにしてロックを解除します。 デバイスの上部にある両方のボタンを押し続けて「Control Center」にアクセスします。 「Settings」に移動し、両方のボタンを押します。 「General」に移動し、両方のボタンを押します。 左右のボタンを押して「Reset all」を選択します。 警告を読んでから、「Reset device」を選択します。 PINコードを入力して確認します。

上記の手順でデバイスがリセットされます。

PINコードからリセットする

暗号鍵ナノSは、「設定」メニューから誤ったPINコードを3度試行することでリセットできます。

レッジャーナノSを起動し、

3度連続で誤ったPINコードを入力してください。

レッジャーナノSの初期化後

レッジャーナノSを初期化した後は、復元または新規デバイスとして再設定しましょう。ここでは、レッジャーナノSの復元手順と新規設定手順について詳しく説明します。

既存のリカバリーフレーズからの復元

既存のリカバリーフレーズからの復元手順

1 リカバリーフレーズから復元を選択
2 PINコードを設定
3 リカバリーフレーズを入力
4 リカバリーフレーズを確認

暗号手順1: リカバリーフレーズによる復元

リカバリーフレーズを利用した復元手順は次の通りです。

  1. Ledger Nano Sをコンピューターに接続するために付属のUSBケーブルを使用します。
  2. デバイスに「Welcome to Ledger NanoS」と表示されたら、左または右のボタンを押して、「Restore from recovery phrase」と表示されるまで続けて左または右のボタンを押します。
  3. 「Restore from recovery phrase」と表示されたら、左右のボタンを同時に押します。

暗号手順2: PINコードの設定

次にPINコードの入力が必要です。PINコードの入力手順は次の通りです。

  1. デバイスに「Choose PIN code」と表示されたら、左右のボタンを同時に押します。
  2. PINコードを左右のボタンを使って入力します。
  3. PINコードを入力し、左右のボタンを押すとPINコードの最後の桁にチェックマークが表示されます。
  4. 再び左右のボタンを押します。
  5. 「Confirm PIN code」と表示されたら、再度左右のボタンを同時に押します。
  6. PINコードを確認するために再度入力します。

暗号手順3: リカバリーフレーズの入力

PINコードの入力が完了すると、「Recovery phrase with 24 words」と表示されますので、リカバリーフレーズを入力します。

  1. 「Recovery phrase with 24 words」と表示されたら、左右のボタンを押します。
  2. 「Enter word#1」と表示されたら、左右のボタンを押します。
  3. リカバリーフレーズを入力すると候補リストが表示されますので、選択します。
  4. 順番通りにリカバリーフレーズを全て入力します。
  5. すべてのリカバリーフレーズを入力すると、「Processing」と表示されます。
  6. 「your device is now ready」という表示があれば、左右のボタンを押します。

暗号手順4: リカバリーフレーズの確認

リカバリーフレーズを入力する際には、順番とスペルに注意して入力します。誤って入力した場合は、1つ前のリカバリーフレーズからやり直します。

新たなデバイスとしての構築

Ledger NanoSをリセットして、新しいPINコードとリカバリーフレーズを設定することで、これを新たなデバイスとして利用することができます。

新たなデバイスとしての構築手順

1 新たなデバイスとしての構築を行います。
2 新しいPINコードを設定します。
3 リカバリーフレーズを保存します。

暗号手順1: 新規デバイスとしての構築

新たなデバイスとして構築する際には、付属のUSB経由でコンピュータに接続する必要があります。以下に手順を示します。

  1. パソコンにLedger Liveアプリケーションをダウンロードし、インストールします。
  2. Ledger Liveを起動し、テーマを選択して「Get started」をクリックします。
  3. 「Initialized as new device」を選択し、「Continue」をクリックします。
  4. 付属のUSBケーブルを使用してLedger Nano Sをパソコンに接続します。
  5. Ledger Nano Sの画面に「Welcome to Ledger Nano S」と表示されたら、左または右のボタンを押して、「Set up as new device」の画面で左右のボタンを押します。

暗号手順2: PINコードの設定

次にPINコードを設定します。手順は以下の通りです。

  1. 画面に「Choose PIN code」と表示されたら、左右のボタンを同時に押します。
  2. 左右のボタンを使ってPINコードを入力します。
  3. PINコードを入力し、左右のボタンを押します。
  4. 「Confirm PIN code」と画面に表示されたら、左右のボタンを同時に押します。
  5. PINコードを再度入力します。

暗号手順3: リカバリーフレーズの保存

PINコードの入力が完了したら、「Continue」をクリックして進みます。新しい24個のリカバリーフレーズが表示されますので、リカバリーシートに正確に記録します。

  1. 「Save your recovery phrase」の画面で、「Continue」をクリックします。
  2. 空白のリカバリーシートを用意します。
  3. Ledger Nano Sの右ボタンを押します。
  4. 表示されたリカバリーフレーズをリカバリーシートの1番目に書きます。
  5. Ledger Nano Sの右ボタンを押して新しいリカバリーフレーズを表示します。
  6. 表示されたリカバリーフレーズをリカバリーシートの2番目に書きます。
  7. すべてのリカバリーフレーズをリカバリーシートに書き終えたら、Ledger Nano Sの右ボタンを押します。
  8. 「Press left to verify your words」の画面で、問題がなければ右ボタンを押します。
  9. 「Confirm your recovery phrase」と表示されたら、左右のボタンを同時に押します。
  10. Ledger Nano Sの画面に表示されるリカバリーフレーズを順番に確認しながらボタンを押します。

レジャーナノSの初期化に関するQ&A

Ledger Nano Sの初期化に関する一般的な質問を2つご紹介します。

Q1: 24単語のリカバリーフレーズを普段使いますか?

A: 24単語のリカバリーフレーズは普段使うことはありません。PINコードのみで仮想通貨の送金が可能ですが、リカバリーフレーズを知っていればPINコードが分からなくても資産にアクセスできるため、リカバリーフレーズを厳重に保管することが重要です。

また、リカバリーフレーズを盗むために偽のLeegerサイトなどから入力を要求するケースもあります。Leegerはリカバリーフレーズの入力をパソコンやスマートフォンで求めることはありませんので、注意が必要です。

Q2: Ledger Nano SのPINコードがわからなくなったらどうすればいいですか?

A: Ledger Nano SのPINコードがわからなくなった場合は、「Ledger Nano Sの初期化方法」に記載された手順に従って初期化します。

初期化することでPINコードがリセットされ、新しいPINコードを設定できます。また、リカバリーフレーズを使用してデバイスを復元することでウォレットも復元できます。

レジャーナノSの初期化のまとめ

Ledger Nano Sを初期化することで、PINコードの新規設定やリカバリーフレーズの新たな発行が可能です。万が一PINコードを失念しても、初期化すれば新しいPINコードを設定できます。ただし、リカバリーフレーズを忘れると再設定や再発行ができないため、その保管方法には十分な注意が必要です。

初期化されたデバイスは、既存のリカバリーフレーズを用いて復元することができます。また、新しいデバイスとして使用する場合、PINコードだけでなくリカバリーフレーズも新たに発行されるため、他者への譲渡も安全に行えます。Ledger Nano Sを利用して、仮想通貨を安全に保管しましょう。

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