【ビジュアルガイド】bitFlyer(ビットフライヤー)での収益・損失の確認と税務申告プロセス完全ガイド!

仮想通貨の取引所

2017年末から2018年初頭にかけて、デジタル通貨のブームは前例のない盛り上がりを見せました。従来、投資に関心が薄かった人々も、「簡単に儲けられるかも」という思いから、暗号資産の購入に手を出した初心者が少なくありませんでした。

暗号資産は株式投資と比べて入手しやすい面がありますが、根本的には投資活動の一種です。投資という行為には、確定申告の義務が伴います。ただ、「確定申告の方法が分からない」「そもそも確定申告って何?」と戸惑う方もいるでしょう。

この記事では、国内で幅広く利用されている暗号資産取引プラットフォームであるbitFlyerで確定申告をする際の準備手順と、bitFlyer Lightningを使用した確定申告のポイントを解説します。

ここでは、bitFlyerで確定申告を行うために必要な書類に焦点を当てつつ、確定申告に関わる基本的な情報のみを提供しています。

暗号資産の確定申告ガイド

暗号資産は、投資としての扱いを受けるため、年が明けると、前年の1月1日から12月31日までの期間における所得とそれにかかる税金を計算し、収益が発生していれば確定申告の提出が求められます。確定申告では、投資の種類に応じて税額や税率が異なるため、注意が必要です。

暗号資産における確定申告では、複数の取引所での損益やアフィリエイトからの収入も含めて総合して申告することが必要です。また、暗号資産FXでの損益も含め、税金の種類は一致しています。ただし、購入した暗号資産を売却せずに保有しているだけの場合は、税金はかかりません。

ここでは、暗号資産投資における確定申告に必要な基本情報を紹介します。

暗号資産投資における確定申告の必要性

暗号資産取引による年間の損益が20万円を超えた場合、確定申告が必要となります。扶養家族のある主婦や学生などは、33万円以上の収益から申告が求められます。

暗号資産にかかる税の種類

暗号資産からの損益は「雑所得」として分類されます。これは、法定通貨のFX取引などで発生する税金の種類と異なり、所得税が適用され、「累進課税」の対象となり、給与所得などと合算された総所得に応じて税率が変わります。

暗号資産の税率

以下に、累進課税に基づく税率の変動について説明します。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超えて330万円以下 10% 97,500円
330万円を超えて695万円以下 20% 427,500円
695万円を超えて900万円以下 23% 636,000円
900万円を超えて1800万円以下 33% 1,536,000円
1800万円を超えて4000万円以下 40% 2,796,000円
4000万円を超える 45% 4,796,000円

bitFlyerー利用時の税務申告ガイド

bitFlyerー上で暗号資産の税務申告を完遂させるためには、適切な文書を事前に用意し、指定された期限内に手続きを完了させることが求められます。日本では、税務申告を怠ると法的な責任を問われる可能性があるため、漏れがないよう細心の注意を払いましょう。

税務申告の適切な時期と締め切り

暗号資産からの所得は所得税の対象となり、その申告期間は毎年2月16日から3月15日までです。3月15日が週末に当たる場合は、その次の月曜日が申告の締め切りになりますので、この点を念頭に置いておきましょう。

申告に必要な書類と準備品

税務申告に際しては、マイナンバーカード、印鑑、暗号資産の取引に関する預金・引き出しの詳細、取引履歴やウォレット情報が記載された文書の印刷版などが必要になります。

bitFlyerーでの利益・損失のチェックと税務申告用資料の準備

bitFlyerーでは、税務申告に必要な過去1年間の利益や損失を確認できる機能を提供しています。以下に、その確認方法を説明します。

取引の履歴チェック

まず、bitFlyerーの公式ウェブサイトにアクセスし、自身のアカウントにログインしてください。

ログイン後、ホームページ左側のナビゲーションメニューから「取引履歴」のセクションを見つけて選択します。

年間取引報告のダウンロード

税務申告には、1年間の取引結果をまとめた報告書が必要です。bitFlyerーでは、この報告書を年別にPDF形式でダウンロード可能です。

報告書ダウンロードページへは、「取引履歴」ページ内にある専用リンクからアクセスできます。リンクをクリックすると、対象とする年度を選択する画面に進みます。適切な年度を選んで、「生成」ボタンをクリックしましょう。

生成された年間取引報告書は、PDF形式でダウンロードできます。これを税務申告の際の資料として利用してください。

bitFlyerーLightning FXにおける収支確認手順

bitFlyerーLightningで取引した収支を確認する際は、取引レポートのセクションへアクセスして情報をダウンロードする必要があります。

取引レポートにアクセス後、「Lightning取引履歴」のオプションを選択し、そこからbitFlyerーLightningに関する全取引データを取得できます。

bitFlyerーによる税務申告の要点

暗号資産に関する税務申告では、単に年間通じての損益を計上するだけでなく、給与所得等他の所得と合わせた総計での申告が必須です。

年間での暗号資産からの損益が20万円未満、または購入後に未決済の状態であれば、その部分は課税対象外となります。

bitFlyerーから年間取引報告書等をダウンロードした場合は、指定のガイドラインに従って税務申告の準備を進めてください。税務申告は複雑であるため、専門家のアドバイスやサービスの利用が望ましいです。

※追加情報:bitFlyerー完全利用ガイド。bitFlyerーでは、最大2倍のレバレッジを利用したFX取引や、最適なタイミングで売買を行うトレール注文機能など、取引を有利に進めるための機能が豊富に揃っています。bitFlyerー初心者でも分かりやすく解説しているため、是非参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました