「ビットバンクトレード(bitbank Trade)」サービス閉鎖のお知らせ 2019年3月31日をもちまして、ビットバンクのレバレッジ取引を提供していた「ビットバンクトレード(bitbank Trade)」はサービスを終了いたしました。
サービス終了の背景には、国内外に多数の取引所が存在する現状と、当社の別サービス「bitbank.cc」が国内トップ、世界で8位の取引量を達成したことにより、「ビットバンクトレード」の市場への貢献度が相対的に低下し、その役割を果たし終えたとの結論に至ったためです。
「ビットバンクトレード」にビットコインを保有しているユーザー様は、「bitbank.cc」へのデータが自動的に移行される予定です。具体的なスケジュールは、2019年3月1日より新規登録の停止、3月29日には新規・決済注文の停止とBTCの入金停止、そして4月1日17:00をもってBTCの出金停止、bitbank.ccへの移行とログイン停止が行われます。
この情報は重要なので、ご注意ください。
「bitbank.cc」ではレバレッジ取引の機能は提供されておらず、「ビットバンクトレード」では最大20倍のレバレッジを用いた取引が可能です。
これからレバレッジ取引を始める初心者向けに、「ビットバンクトレード」での取引方法を画像付きでわかりやすく説明します。
レバレッジ取引に興味のある方は、こちらで口コミや評価を確認してみてください。
ビットバンクトレード(bitbankTrade)でレバレッジ取引実施可
ビットコインFXに特化した取引プラットフォーム、ビットバンクトレードをビットバンク株式会社が提供しており、ここでは最高20倍までのレバレッジを用いた取引が可能です。
「ビットバンクトレード」のレバレッジ取引について
ここでのレバレッジ取引では、保有資金の最大20倍までの取引が実現可能です。取引可能な通貨ペアはBTC/USDで、日本円での取引はサポートされていません。少額の資金でも大きな取引が行える点が魅力で、それにより大きな収益を目指すことができます。
このような大きな取引が可能な理由は、トレーダーが取引所に証拠金(担保)を預け、その証拠金を基に取引所から資金を借りて取引を行うためです。
トレーダーは「買い注文」と「売り注文」をセットで行い、その差益を利益として得ることができます。ビットコイン自体を保持しないため、相場の下落時でも「売り注文」から入ることで利益を出すことが可能です。
証拠金維持率とは
トレーダーの口座残高が健全であるかを示す指標であり、以下の式で算出されます。
取引所では、トレーダーへの資金貸付が行われるため、トレーダーが健全な取引を維持しているか監視する義務があります。
このため、証拠金維持率が一定基準を下回ると、取引所はトレーダーの同意なしに未決済のポジションを自動的に清算し、さらなる損失の防止に努めます。
ロスカット率の解説
ビットバンクトレードでは、ロスカット率は20%に設定されています。証拠金維持率が20%未満になった場合、ポジションは自動的に清算(ロスカット)されます。
この20%のロスカット率は、他の取引所と比較して非常に低い水準です。例えば、Liquid by QUOINEでは110%、bitFlyerでは50%のロスカット率が設けられています。
この低いロスカット率により、市場の動きが予測と異なり資産価値が減少しても、すぐにロスカットされることはないため、トレーダーにとってはより柔軟な取引が可能です。
追加証拠金(追証)に関して
追証とは、トレーダーが追加で預け入れる必要がある資金のことを指します。
ビットバンクトレードでは、追証は発生しません。仮にロスカット時に預けた証拠金を超える損失が出た場合でも、ビットバンクがその差額を補填し、トレーダーが初めに預けた金額以上の損失を負うことはありません。
スワップ金利の概要
スワップ金利とは、ポジションを翌日に持ち越す際に取引所に支払う手数料です。トレーダーは取引所から資金を借りているため、借り入れた日数分のスワップ金利を支払う必要があります。
例えば、bitFlyerでは日々0.04%、Liquid by QUOINEでは0.025%のスワップ金利が発生しますが、ビットバンクトレードではスワップ金利は発生しません。
このため、ビットバンクトレードではポジションを翌日に持ち越しても、追加の金利負担がないため、長期的な戦略を立てやすくなります。
先物取引の説明
ビットバンクトレードでのビットコインFX取引は、先物取引に分類されます。
先物取引は、将来の特定の日に特定の価格で買うか売ることを約束する取引で、「今の価格で将来の取引を予約する」形式です。たとえば、「未来の特定日に今の価格で買う」と約束する取引です。
FX取引との主な違いは、取引終了の期限が設定されている点にあります。
例えば、レバレッジ取引で「買い注文」を出した場合、以下のプロセスに従います:
買い注文を出す
買い注文が成立する
売り注文を出す
売り注文が成立する
通常のFX取引では、売り注文の成立をいつでも行えますが、「先物取引」では売り注文の成立に「特定の期限内に行う必要がある」という制約があります。
限月について
限月は、先物取引の期限を指します。ビットバンクトレードでは、以下の3つの限月が設定されています。
限月の種類 | 概要 |
---|---|
今週末物 | 今週の金曜日までに清算完了 |
来週末物 | 次の週の金曜日までに清算完了 |
四半期末物 | 3月、6月、9月、12月の最終金曜日までに清算完了 |
また、取引の締切時刻は、毎週金曜日の16:50に設定されています。
キャピタルゲイン手数料に関して
キャピタルゲイン手数料は、資産の売買から得られる利益(キャピタルゲイン)に対して課される手数料(フィー)を意味します。ビットバンクトレードでは、この手数料を利益の0.2%としています。
例えば、購入額が30万円、売却額が35万円の場合、5万円の利益(35万円 – 30万円)が発生しますが、そのうちの100円(5万円の0.2%)がキャピタルゲイン手数料として徴収されます。
国内でレバレッジ取引におけるキャピタルゲイン手数料を設けているのはビットバンクトレードだけです。スワップ金利や追加証拠金の徴収を行わない代わりに、この手数料を適用しています。
取引手数料について
ビットバンクトレードでの各種取引手数料は以下の通りです。
手数料の種類 | 手数料 |
---|---|
新規ポジション開設手数料 | 0.01% |
清算手数料 | 0% |
キャピタルゲイン手数料 | 利益に0.2%を適用 |
ビットコイン(BTC)の転送手数料は以下の通りです。
手数料の種類 | 手数料 |
---|---|
BTC預け入れ | 無償 |
BTC引き出し | 0.001BTC |
ビットバンクトレードにおける取引ペアは「BTC/USD」で、預け入れ可能な通貨はビットコイン限定です。
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